
『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズの3作目、『エンド・オブ・ステイツ』の劇場パンフレットにコラムを寄稿。主にシリーズにリック・ローマン・ウォー監督がもたらしたものについて考察しています。というのも、明らかにこの3作目からスーパーシークレットサービスだった主人公の内面と加齢を掘り下げるしみじみとした内容に変わっていて、それがジェラルド・バトラーの現在の佇まいともシンクロしてすごくよかった。父親役で初登場のニック・ノルティの、リアルとフィクションが曖昧な配役もいいです。なんならもっとカルト化してもいい作品なのになと思っています。

『エンド・オブ・ステイツ』
Angel Has Fallen/2019年/アメリカ 日本公開2019年11月15日
監督:リック・ローマン・ウォー
出演:ジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマン