【解説記事】アンチ007な伝説の近眼スパイが復活『ハリー・パーマー 国際諜報局』

かつてマイケル・ケインの当たり役だった労働者階級スパイ、ハリー・パーマーをジョー・コールが演じるドラマシリーズ「ハリー・パーマー 国際諜報局」の解説記事を書きました。

原作小説やベースとなった映画『国際諜報局』(1965)になかった要素として、ジョン・フランケンハイマー監督の『影なき狙撃者』(1962)とジャン・リュック・ゴダール監督の『軽蔑』(1963)が劇中で引用されていて、一体どんな意図があるのかも考察しています(前者は考えるまでもまく明白なんですが)。

最後の2章以外は特にネタバレはないはずなので、最終話まで観てなくても3章までは読んでいただいて問題ないかと思います。



ハリー・パーマー 国際諜報局
監督:ジェームズ・ワトキンス 原作:レイ・デイトン 脚本:ジョン・ホッジ
出演:ジョー・コール、ルーシー・ボーイントン、トム・ホランダー
スターチャンネルEXで配信中