【解説記事】CINEMORE『Mank／マンク』超長文解説

伝説的なオーソン・ウェルズの監督作『市民ケーン』の誕生秘話をモチーフにしたNetfilixオリジナル映画『Mank／マンク』（2020）を観て、史実との差異やアレンジが気になってリサーチをしまくった結果、書籍を買いあさり、図書館に通い、膨大な時間を費やすことになったので、せっかくだからとCINEMOREさんで書かせてもらった記事がこちら。

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『Mank/マンク』フィンチャー親子がハーマン・J・マンキウィッツに託したものとは...

映画『Mank/マンク』（20）は、今からちょうど80年前、酒で身を持ち崩した脚本家が６週間缶詰状態にされて、傑作をものにしてみせた伝説的な実話に着想を得ている。その時に書かれた脚本から生まれた映画は『市民ケーン』（41）。脚本家の名はハーマン・J・マンキウィッツという。苗字を縮めて“マンク”というあだ名で呼ばれていた男だ。

映画について考えたり調べたりするのは日常業務とはいえ、世間様の目に触れる形にできて本当によかった。われながら長すぎる記事だと思いますが、知識が理解に直結する映画なので、ご興味のある方はお付き合いいただけると嬉しいです。

『Mank／マンク』
Mank／2020年／アメリカ
監督：デヴィッド・フィンチャー
出演：ゲイリー・オールドマン、アマンダ・サイフレッド、チャールズ・ダンス、リリー・コリンズ